2014/03/18

山でコーヒーを楽しむ

(2015.4.6 思いの外アクセスが多いので、加筆。ニワカなのにすいませんです・・・。)

ダバダ in the mountain.

* * *

山でコーヒーを飲むときはスティックで済ませてしまうことが多い。
こだわりが強いわけでもないし、スタバのviaでも満足感を得られるから。

それでも行程やパッキングサイズに余裕があるときは、やっぱり豆とミルに抽出具を持って登りたい。

ときどき友人なんかと話題に上がることもあったので、ちょっとブログにまとめてみた。
「美味しいコーヒーの淹れ方」ではなく、あくまで「俺はこうしてるよ」なのでご勘弁を。

山で淹れるときはペーパードリップかフレンチプレスを気分で使い分けている。
これは外でも家でも同じ。

豆は定番・丸山珈琲が多いけど、その時々で結構色んなところで買っているかも。
ストレートならマンデリンだけど、基本は少し強めのブレンドが好み。
ミルはポーレックスのミニ

挽き方はどちらも中粗挽きにしている。
フレンチプレスはそもそも中粗挽き~粗挽き推奨が多いと思うのでこれは特に言うことはない。
ドリップは中挽きがセオリーだが、山では湯温の低下が気になるので少し抽出を早めるために粗くしている。
効果の程は全然わからない(笑 

(2015.4.6追記)
ローカルネタで恐縮だが最近は家から行きやすい喫茶店「八十館」のストロングブレンドしか飲んでいない。
やっぱり気軽に行ける距離の焙煎所で直近必要な分だけを小まめに買うのが一番だと再認識。

フレンチプレスの場合、スノーピークのチタンカフェプレスを使用。
何を使っても良いと思うが、代表的なものを以下に。※価格は執筆時(2014.03)のAmazon

 スノーピーク チタンカフェプレス 200g 3杯分 チタン ¥5,810
 Bodum トラベルプレス 0.35L 225g 350ml プラスチック ¥2,780
 GSI コミュータージャバプレス 295g 350ml プラスチック  ¥3,600

スノーピークは方々で言われている通り、出来上がったコーヒーに挽いた豆が混入する。
※プレス特有の微粉の混入ではなく、挽いた豆そのものが少しだけカップに入る。

重量は大多数の人にとって気にするほどの差ではないと思う。
直火にかけられるのはスノーピークだけだが、そもそも火にかけないのでメリットは感じない。

フレンチプレスは2回に分けて湯を注ぐだけだし、時間と量さえ守れば安定して味が出る。
山で失敗コーヒーを飲みたくなければフレンチプレスを選んだほうが無難だろう。
ペーパーより濁り感が出るのは街と同じなので、好みの問題は当然あるけど。

(2015.4.6追記)
ちなみに、抽出後は簡単に水分を抜きバックパックのサイドポケットに挿して持ち帰る。
横にするとたまに残った水分が漏れ出ることがあるので、パック内に入れるときは注意が必要。
※縦に入れたらいちおう大丈夫だっただけど、匂いは充満する。

なお、湯の代わりに温めた牛乳で淹れるとめちゃくちゃウマい。
ただしカフェオレを想像して飲むともっと全然濃いので、濃い目が苦手な人は注意を。

味の安定感ではプレスに及ばないものの、雰囲気を楽しむならやはりドリップ。
写真では家用のハリオのV60を使っているが、通常はユニフレームのバネットを使用している。

モンベルのも持っているが、先がコーヒーに浸かるのと箸を持ち歩かないので使わなくなった。
味もいまいちだし。

(2015.4.6追記)
最近はバネットではなく安清式木製ドリッパーを使っている。
重量は70gでユニフレームの65gと遜色なく、プラスチック製よりも軽い。
バネットと比べて抽出精度は上がったし、雰囲気も良い(完全主観)。
また、普段使っているハリオの円錐形と同型なのも決め手になった。

取り扱いについては、粗雑には扱えないと思うが、セラミックやガラスよりは安心できる。
特に梱包せずにパッキングしているが、今のところダメージはない。

ケトルはトランギアの0.6L(DECEMBERのオリジナル)
ハリオもそうだが、赤が好き。キッチン用品を選ぶときは、ビタミンカラーを選ぶようにしている。

このケトルは当然コーヒー専用ではないので、繊細なドリップができない。
かといってコーヒーポットをわざわざ持っていくのはさすがにやり過ぎ感が・・・。
(持って行く時もあるけど)

対策として、きゅうすスキッターを使っている。
湯量調節もだが、それ以上に注ぎ口に沿って垂れていく湯が邪魔でどうにかしたいと思っていた。
注ぎ口に着けるだけで水切りが良くなる、と記載があったので試しに買ってみたのだ。

装着した図。
本来は急須用なのでサイズが合っていないが、確かにかなり湯切りが良くなった。

ケトルに合わせて変形させてみる。上が購入時、下が変形後。
注ぎ口の広さに合わせ開きを調整し、口から飛び出す部分を短くした。
 ※短くするときは爪切りで挟んでガシガシ曲げて金属疲労で無理やり折った。

結果、コーヒーポット並みとはいかないが、かなり湯量をコントロールできるようになった。
注ぎ口の先をペンチで潰すというのは定番だと思うが、なかなか勇気がいるのでまずはこちらを。

当然ながら、ケトルには必要以上に湯を入れ過ぎないことが重要。
これで味が安定するかどうか、残るは腕次第…。

近場の低山はかなり暖かくなってきた。
たまにはコーヒーを楽しむためだけに山に登ってもいいのでは?

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