2014/11/26

20141115 九重連山(1of2)

出張ついでに九州の山へ。
牧ノ戸峠 - 星生山 - 天狗ヶ城 - 中岳 - 久住山 - 北千里浜 - 坊がつる - 長者原

 * * *
福岡出張のついでに九州北部の山に登ってきた。

金曜日、仕事を終えて熊本へ移動。福岡から熊本までは車で1時間半弱。
翌朝に熊本から車で2時間弱、登山口の長者原(ちょうじゃばる)へ移動した。

なんとなく九州=九重のイメージで大して下調べもせずに来てしまったが、
前日に調べた情報によると長者原からバスで牧の戸峠まで行き、長者原へ下山するルートが良さそう。

長者原8:40発のバスに乗り、牧の戸峠へ。

これから登る先を見上げると雪が積もっている。完全に想定外…。
もう何十回も仕事で福岡に来ているのに、未だに「九州=暖かそう」という先入観が抜けない。

気にするほどの積雪量ではなさそうなので、とりあえず登ってみることに。

牧ノ戸峠からは舗装された登山道を登って行く。
山のレベルというか難易度がイマイチつかめないが、周囲を見渡すと山慣れしていない人も結構多そう。
色んなルートが取れるのでそれぞれの技量に合わせて楽しむことが出来る山なのだろう。

退屈な舗装された登りはすぐに終わり、稜線に出る。
イマイチな空模様だがなかなかスケール感のある稜線で今後の期待が膨らむ。

心配した積雪は問題にするような量では無かった。

西千里ヶ浜手前の景色は好きな雰囲気の景色で、かなりテンションUP↑。

西千里ヶ浜で、星生山に登る道と巻く道に別れる。せっかく来たので登ることに。
近郊の山だったら巻いていると思うが、遠征の時はついつい欲張ってしまう。
きっと根が貧乏性なんだろうなぁ…。

ガスってきたが、気にしない!
ことにする!

星生山に到着。履いていたlone peak1.5を見て「トレラン?」と話しかけられる。

そういえば翌日に行った阿蘇山も含めてULハイカーやトレイルランナーに一人も合わなかった。
関東ではここ1,2年で加速度的に増えていて珍しくもないが、こんなところに地域性が垣間見えて面白い。

「見た目だけで走る体力ないですよ。」と答えて後にする。

星生山から久住別れまではこの稜線歩き。まさに稜線漫歩。巻かなくてよかった!

「九重やべーなー」って独り言を言いながら歩いていたら影からすれ違いの登山者が現れた。
「やばいでしょー!?」って相槌打ってくれたオジサン、ありがとう。
年々独り言がひどくなっている気がする…。

右に見えるのが主峰・久住山。左が天狗ヶ城。

久住山避難小屋に到着。バイオトイレも整備されている。



久住別れの先で道が主峰・久住山と最高峰・中岳に向かう道に別れる。
両峰とも久住別れから15分程度。久住山に向かう人が多かったのでまずは中岳に向かった。

写真で見えているピークは中岳に向かう途中の天狗ヶ城。

ほどなくして天狗ヶ城に到着。
久住山に向かう人はたくさんいるのだが、こちらに来る人は少ないようだ。
なんでだろう??たまたまかな…。

ここからの景色も素晴らしい。思わず隣にいた人に「凄いですね」と話しかけてしまった。
中央右のピークが星生山で、歩いてきた稜線が一望できる。

天狗ヶ城から中岳は目と鼻の先。

中岳は九州本土最高峰だけあって360度の展望。
北には坊がつるや麓の長者原を見下ろすことが出来る。
が、個人的に一番感動したのは南側の展望だった。

(続く)

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