2014/08/02

20140726-27 蝶ヶ岳

梅雨も明けたし北アルプス!

三股 - 蝶ヶ岳 (ピストン)


* * *

金曜日に仕事を終え、地元を出発したのが翌1:00過ぎ。
三股の駐車場に到着したのは5:30頃だった(※ナビ設定は「ほりでーゆ~四季の郷」)

当然この時間には駐車場は既に満車。
なんといってもこの日は梅雨明け後初の休日なのだ。




適当な場所に駐車をし、朝食を摂るなど準備をしてたら出発が6:30を過ぎてしまった。
この日、麓の安曇野の予想気温は35℃。早く高度を稼がないと…。
出発前は仮眠とれるかなとか軽く考えてたが、全くそんな余裕はなかった。



三股の登山口は駐車場から12,3分ほど先にある。
ここで登山届を提出し、6:50に再スタート。





この前々週に行った八ヶ岳では大量のブヨに悩まされたが、この日はそんなこともなく快適な歩き始め。
家族連れなんかも結構多くて、夏の始まりを感じさせる。






30分で最終水場の力水。トレイルを水浸しにするほどの水量がある。
この日は2.5Lを担いだ。昼食はヒュッテで注文するつもりなので、純粋に飲み水としてだ。



有名なゴジラ。


8:30にまめうち平。



樹林帯を淡々と登っていく。
睡眠不足なのが良い方に転び(?)、ナチュラルハイでずっと歌を歌いながら登っていた。
おかげであまり疲れた記憶がない。





11:00、樹林帯を抜けた!
ここまでくれば幕営指定地まではあとわずか。
最後の最後まで展望が開けないのを憎い演出ととるか、つまらないととるか…。







11:20、幕営指定地に到着。まだテントが少なくていい感じ。
11:00過ぎにテント設営というのは自己過去最速かも。

まずは荷を解きテントを設営。
設営が完了したらいざ槍穂を見に!

絶景!

絶景!

絶景!
蝶ヶ岳山頂は幕営指定地より徒歩1分で、気が向いたら行けるのが良い。
槍穂の展望台ということで立派なカメラを持った人が多かったように思う。

しばらく景色を楽しんだ後は小屋に向かい、昼食を取る。

昼食後は再び槍穂を見に。時間はたくさんあった。
みんなこの絶景を見ながら優雅な時を過ごしている。

テント場の様子。先ほどよりかなりテントの数が増えている。
この後17:00くらいまでは増え続けた。

いくら端っことはいえ北アルプスの稜線上なのでモンベルアライ率高し。
他に目についたシェルターはツェルト2ロング、BDベータライト、ヒルバーグアクトくらいか。











穂高と槍の間に陽が沈んでいく。
睡眠が不足しているのもあり、日の入りと共に眠りに入った。



夜中1:00ごろ、ひどい風で目を覚ます。
バタつきがうるさいのは宿命なので慣れているが、どうも様子がおかしい。尋常ではない力で押されている。
以前に槍の肩でテントが崩壊したことがあったが(寝てたけど)、その時よりもひどい突風だ。

しばしの間うだうだしていたが、意を決して外に出る。
外に出た瞬間に目に入ったのは、正面に貼ってあった2張のモンベルが既に畳まれた姿。
周囲を見渡すと1/3くらいの人は既にテントを見限って小屋に避難しているようだった。

ガイラインを締め直し、隙間に石を積み、高さを少し抑えるなど試行錯誤したが挫折。
「山岳テントでも避難してるんだから…」とかなんとか言い訳しながら小屋に避難した。
 ※避難しておいて言うのも何だがAフレームで張ったクフは相当風に強いと思う。

小屋の食堂の隅の方を間借りして仮眠をとったらなんと爆睡!
平穏時のテントより深く眠っていたかも…。快眠しすぎて起きたらもう日の出の時間だった。



強風の中、ご来光を待つ。
写真はイマイチに見えるが、実際ははっきりと昇り来る太陽を拝むことが出来た。

日の出後は風に振り回されながらも撤収の準備をして、今後の予定をたてる。
とりあえず当初予定していた常念岳方向の様子を伺う。















・ ・ ・。

この展望に加え、風は相変わらず吹き荒れており時に煽られる。下山を決意した。
下山と決まれば頭に浮かぶのは安曇野そばだ。

途中、結構強い雨に打たれてずぶ濡れでの下山となった(雨なので写真は全く無し)。
麓の安曇野の降水確率は0%だったのだが、やはり蝶といえど北アルプスだと実感。

下山後は「ほりでーゆ~四季の郷」で入浴ののち、念願の安曇野そば!
近場で雰囲気が良さげな「大梅」に決めた。



もりそば(\900)。コシがあり、うまい!






しかも煮物がサービス。
ここは正解だった。

まだ昼過ぎだったのでその後は安曇野観光を楽しむ。

・北アルプス牧場直売所でソフトクリーム
・あづみ堂でおやき(店内の囲炉裏で焼いて食べられる)

16時に岐路につき、渋滞を避けるため途中で仮眠(1時間半!)を挟みながら21時前には地元着。

2日目の天気は残念だったが、それを補って余りある程の初日の展望だった。
今年はあと何日、北アルプスに行けるだろうか。

今回の主な装備は以下の通り。

[パック類]
  MYOG バックパック
  SEA TO SUMMIT / ウルトラSIL ナノ ドライサック
  MYOG サコッシュ
[衣類]
 IBEX / OD HENLEY T
 ARC'TERYX / SQUAMISH HOODY
 山と道 / 5-POCKETS SHORTS
 OMM / AETHER SMOCK
 MONTAME / MINIMUS PANT
 POLER / メッシュキャップ
 ALTRA / LONE PEAK 1.5
 MONT-BELL / GORE-TEX オールラウンド ソックス
 ユニクロ/ ウルトラライトダウン
 OAKLEY / HOLBROOK
[住・寝具類]
 LOCUS GEAR / KHUFU SIL
 LOCUS GEAR / KHUFU MESH
 LOCUS GEAR / DPTE(CARBON)
 LOCUS GEAR / NYX
 KLYMIT / INERTIA X-LITE
 MONT-BELL / コンパクトピロー

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