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山には行きたいけれど、夜に予定が入っている。
夕飯くらいに都心に帰ってこれる山として、川苔山に行くことにした。
首都圏ハイカーにはお馴染みの山だが、何故か今まで選択肢から漏れていた。
やっと近場の山に行ける季節だ。夏山は素晴らしいがお金がかかる。
奥多摩駅8:35発のバスに合わせ家を出る。青梅線は登山者で溢れていた。
日原方面に向かうバスは増発され、3台出た。
川乗橋は涼しい。半袖短パンの人は自分だけだった(いつもいないけど)。
人が多いので準備もそこそこにすぐに歩き始める。
道幅の広い林道のうちに先に出ていないと渋滞に巻き込まれそうだ。
9:10スタート。
歩き始めは、ひたすら林道を行く。暑い。
40分弱で細倉橋に出る。
確認できた中では川乗橋バス停を含めここが唯一のトイレだった(男女兼1つのみ)。
ここからやっと非舗装路だ。
百尋ノ滝までは沢沿いの道を行く。
10:20、百尋ノ滝に到着。
百尋ノ滝はあまり期待していなかったのだが、想像よりも大きかった。
この位置で写真を撮ると、レンズも自分もビショ濡れだ。
百尋ノ滝から少し行くと、東側から登るルートと西側から登るルートに分岐する。
今回は東側から登ることにした。
明るい道だった。
頂上で後から登ってきた人の様子を見てると、こちらから登る人の方が少なそうだ。
実線コースにしては道がはっきりしない部分もあるが、沢筋に沿って登ればいい。
最後、右岸(進行方向左)側に登る道を見失わない限りまず迷うことはないだろう。
そこからは尾根道だ。
分岐に出る。写真奥から上がってきた。
ここに上がる途中、無印バウムを食べていたら乾燥剤の袋が唇に刺さり、出血した。
歩きながら食べるときは要注意。
気持ちいい道だが、5分ほどで山頂に着いてしまう。
次来るときは、ちゃんと時間をとって縦走したい。
11:40、頂上に到着。
広大なところを想像していたので、思ったより狭かった。
昼を食べているとコハダくらい光沢のあるトカゲが登場。
下山途中にはシマヘビに遭遇したし、この日里山っぽさを感じることが多かった。
高山も低山もそれぞれの魅力があっていい。
そういう環境で育った訳ではないが、低山は原風景のように感じる。
山頂がいっぱいになりそうだったので、下山開始。
帰ってから確認したら下山ルートの写真を1枚も撮ってなかった。
よくやってしまうのだが、下山の時はどうしても下山モードになってしまう。
山頂からはおよそ2時間強で鳩ノ巣駅に到着した。
帰りは河辺駅で途中下車し、梅の湯に入った。
ここは駅前だし、綺麗なので奥多摩帰りによく利用している。
時間の制約もあったので、今回は少し歩き足りなかった。
棒ノ峰からも縦走できるようなので、それもいいかもしれない。
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