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湯ノ沢峠を8:50に出発。昨日よりひどくなってる…。
とても山中にいるとは思えないスタート時間。
まずは湯ノ沢峠のお花畑を抜ける。
花はまだ咲いていなかったが、南アルプス方面の展望が素晴らしい。
湯ノ沢峠より約30分で大蔵高丸へ到着。
さすがに秀麗富嶽だけあり富士が良く見える(トップ写真)。
大蔵高丸からフラットな道を行けば、30分もたたない間にハマイバ丸。
ここも秀麗富嶽なので(大倉高丸とセットで3番)、富士の眺めが良い。
ハマイバ丸から先は棘のある低木が多く、半袖短パンで歩くには少しだけ気を使う。
歩きづらい土の下りと棘の低木のコンボ。
ハマイバ丸から30分程度下ると米背負峠。
ここから天目温泉に下ることもできるが、この先の大谷ヶ丸、滝子山を目指す。
米背負峠から登り返し、すぐに大谷ヶ丸。
ここで昼食にする。ついでにパンツ一丁になり短パンを干す。
特に展望のある山でもないのだが、1時間以上休憩してしまった。
ここから滝子山までは記録によると1時間で歩いているのだが、記憶があまりない…。
確か一度下って登ったような…。結構疲れていたようだ。
というわけで最後のピーク、滝子山に到着。今日歩いてきた道のりが見通せ感慨もひとしお。
中央やや左の三角が大谷ヶ丸。その右のこんもりがハマイバ丸、その奥のハゲが白谷ノ丸。
湯の沢峠は白谷ノ丸とハマイバ丸の間にある。
滝子山は普段着で登っている人が多かったが、慣れていない人には少しキツいのではと思う…。
累積標高のデータは持ち合わせていないが、初狩駅の標高は450m程度。
単純標高差でも1,000m以上というのは自分が登山を始めたころであれば音を上げていただろう。
あとはゆるっと下るだけ。
山頂より約2時間、無事下山。
下山後の風呂は八幡荘(\1,000おでん付き)へ寄り、さっぱりして帰宅。
以下は総括というかメモ。
GWは毎年行先に迷うが、虫もいないし雪対策も不要なのでこのコースは選択肢に入れても良いと思う。
(1泊2日で行けてしまうので勿体ない気もするが…)
・今回は南下ルートをとったが、南下する場合のメリットデメリットは下記のようなところか。
メリット:
進行方向に富士を見ながら縦走できる。
徐々に標高を下げながら歩くので楽。
デメリット:
太陽に向かって歩くため、進行方向の写真が綺麗に撮れない。
途中で余裕が出来て縦走をもっと続けたいと思ってもゴールをその先に動かせない。
・日焼け注意、5月の紫外線なめるな。
2日目に紫外線で首の後ろがエラいことになった。
最終日はBuffを首に装着してして凌いだが、無かったらどうなっていたことやら…。
・ビバーク適地は湯の沢峠より北にたくさんにあり、特に白谷ノ丸周辺は素晴らしかった。
l※幕営指定地外での幕営を推奨するつもりはない。
ただし水の調達は計画的に行う必要がある。
南下ルートで、一度湯の沢峠まで汲みにいってから戻るのはちょっと辛い。
・寝具はモンベル#3+ユニクロダウン+フーディニパンツで熟睡。インサレーションパンツは未使用。
日中は常に半袖短パンで問題なかった。
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