2014/08/22

20140811-16 北アルプス6 Days - Day 1-2

 [Day 1] 雷鳥沢
 [Day 2] 雷鳥沢 - 奥大日岳 - 雷鳥沢

* * *

Day 0 準備編 ( →  )

Day 1

台風が過ぎた8/11、埼玉の自宅から室堂へ向かった。
室堂までは夜行バス+直通バスを選択する人が多いかと思うが(自分も前回はそうした)、
この日の午前中の天気予報が悪いこともあり、久しぶりにアルペンルートを使うことにした。

大宮(7:26) -  (8:10) 越後湯沢 (8:20) - (10:15) 富山 (10:56) - (12:00) 立山 (12:20) - (13:30) 室堂


山を始めるまで富山に来たことは無かったのに、ここ数年は毎年訪れている。
駅前は来年の新幹線延伸に向け工事が進められており、昨年は無かったスタバが出来ていた。


富山から室堂までは3,630円。まずは富山地鉄で立山駅まで。
初めて来た時は字面の印象から地下鉄だと勘違いしていた…んなわけないのに。

立山駅からはケーブルカーとバスを乗り継ぐ。
天気が芳しくないのと、週初めの月曜だからか人はかなり少なかった。

大きな荷物は車内に持ち込めないのだが、自分のバックパックは持ち込んで良いとのこと。
車外の荷物置きにバックパックを下ろす人たちを眺めていたら、ふと昔の記憶が蘇る。

* * *

今日は初めてのテント泊。
テントはMSRのハバハバHP。寝袋もマットも買ったし準備は万端。
テントと一緒に揃えたバックパックはGREGORYのトリコニ(60L)。
ここに2泊3日の全てが詰まってる。

* * *

遡ること3年前、山を初めて1年が経った頃に初めてテント泊をしたのは雷鳥沢だった。
今じゃ倍の日程を半分のサイズのバックパックで過ごそうとしている。

もう半分には一体何が詰まっていたのか。
初めてのテントへの期待と不安だったのか…

そういえば、あの時は初めての北アルプスでもあった。
初めて見た景色はただただ綺麗で、ずっとずっと眺めていたのを思い出す。

と、そんな感傷に浸っている間に室堂に到着(実際はバス酔いしないよう必死)。
なんともまぁ残念な天気だ。

自分はこのガスの先の景観を知っているから良いが、初めて訪れた観光客が不憫でならない。
向こう側はハイジの世界なのに。




絶対に食べようと思っていたみくりが池温泉のソフトクリームもスルーして一路、雷鳥沢へ。
テントは隅、しかも地形的に隣に張ることが出来ない場所を確保したので3日間快適だった。

やることは全て終了したので暇を持て余す。
電波が入るのは知っていたがまさかLTEがガンガンに入るとは思わなかった(docomo)。

この日はなかなか寝付けず、23時の時計を確認したことまで覚えている。

Day 2

2日目、どんよりな空でスタート。この時点でまだ行動予定を決めていない。

しばし思案して立山縦走を翌日に回し、この日は奥大日岳まで往復することに。
予報は翌日よりもこの日の方が良かったが、明日の天気回復の可能性に賭ける!



奥大日岳まではコースタイム片道2時間半の稜線漫歩。
室堂や弥陀ヶ原、劔岳を眺めながらのんびり歩くのにピッタリだ。


おや!?

おやおや!?

昨年は会えなかったので2年ぶりの雷鳥。
しかも親子4羽だ。

この時間は飽きてきて惰性で歩いていたので素直に嬉しかった。

そんなこんなで奥大日岳。
ゆっくり歩いていたつもりが2時間かからずに着いてしまった。

山頂でまったりしていたら結構強めの雨が降ってきたので慌てて退散。
大日岳まで行こうかとも思ったが、結局3時間くらい振り続けていたので行かずに正解だった。

雷鳥沢に着く直前で再びの遭遇。親子4羽だったので行きと同じ家族だろうか。








11:00前に下山。
雨が降り続くのでテントで大人しくしていたのだが、昼食を食べてしばらくしたら晴れてきた!

チャンスとばかりに洗濯をし、ポールとガイラインで作った物干し竿で乾かす。
Day 0でも書いたが、1時間ほどで乾燥した。

その後は写真撮影とテント見学など。



暇すぎてこの2日間で3冊の小説を読み終えてしまった。
こういう時にKindleだと何冊持って行っても重さも体積も変わらないので助かる。

さて、明日の天気は期待できそうだ。

Day 3 に続く。


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