2014/11/29

20141115 九重連山(2of2)


中岳より。九重連山続き。


* * *
前編 →

これが中岳より見た南側の展望。久住山、星生山方面の景色。
あまりに素晴らしくてしばし立ち尽くしたま眺めていた。


中岳からは天狗ヶ城を経由せず、火口湖・御池の淵に付けられた道を来た方向に戻る。
山と道のBLOGで見ることが出来るHIKE LOGUEの映像の中では、ここでスケートをしていた。
火口湖って少し遠くから眺める印象があったので、パチャパチャできるのが意外だった。

写真で遠く見える場所も歩けばすぐそこなのだが、遠近感が麻痺している。

次は主峰・久住山へ向かう。

久住山に到着。こちらはかなり人が多い。
関東からはるばる遠征して来た身としては「地方の名山に来た!」という感慨があるのだが、
近くに住んでいる人達にとっては身近な山なのだろう。当たり前か。

大きく開けた南側の展望。さながら単独峰のような景色だ。彼方には阿蘇山の姿も。
中岳からは15分くらいの距離なのに全然雰囲気が違う。


自分は中岳から見る山々が連なった景色の方が好きだが、あちらの山頂は決して広くはない。
皆に合わせてここで昼食をとることにする。

昼食は九州出身の仕事仲間の猛プッシュにより購入した焼豚ラーメン。
「九州では定番!!」とのこと。

関東で言えば那須岳に近いのかもしれない。単に火山繋がりだろと言われそうだけど。

久住別れまで来た道を戻る。


久住別れから北千里浜に向けて一気に下って行く。
こちらの道に入った途端一気に人が減ったので、日帰りだと牧ノ戸峠の往復がメジャールートなのだろう。

北千里浜は荒野のような場所で、周囲をピークに囲まれた平原を歩いて行く。
どこか海外のロングトレイルを歩いているかのような錯覚に陥る。

北千里浜から坊がつるに向けてまたまた一気に下っていく。

坊がつるの歩道を歩く。だだっ広い草原だ。
先ほどまで荒野のような場所を歩いていたとは思えない変わりよう。

坊がつるの野営場。草がふかふかで気持ち良さそう。人気があるのも頷ける。
寒くなったからかどうかはわからないが、テントは5張くらいしか見かけなかった。
緑が濃い季節であればもっとふかふかなんだろうな。

坊がつるを超えて長者原までは樹林帯の登山道に入る。
温かい雰囲気の登山道で、落ち葉を踏みしめながらゆっくりと下って行く。

紅葉はかなり下がってきており、長者原付近が一番綺麗に色づいていた。

タデ原湿原が広がる長者原に到着。
長者原ヘルスセンターの足湯に浸かってから帰路についた。

本当は法華院温泉に浸かって坊がつるで1泊したかったけど、日帰りでも充分楽しむ事ができた。
日帰りで行くのであれば、今回歩いた牧ノ戸峠から長者原までのコースがおすすめ。

風景がころころ変わり、関東にはあまりない雰囲気の山なのでぜひ堪能を!

2 件のコメント:

  1. すごいですね、とても日本のトレイルとは思えない!うっすらと雪化粧しているあたりがまた非現実感を増幅させているというか・・・。
    母方の実家が大分で、阿蘇山はよく行っていた(と言っても草千里くらいまでですが)のですが、久住の山並みも素晴らしいですね。いつか訪れてみたいです。
    坊がツルは風が強いので有名だそうですが、テント場気持ちよさそうですね~♪

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    1. 確かに雪も相まって壮観でした!Blog書くために自分で写真見返していても全然現実感ないです…
      大分にゆかりがあったんですね。阿蘇山から遠く眺める久住も風格があって良かったですよ~。
      テント場、寝転がってみましたがフカフカたまらなかったです!

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