2015/01/30

20150125 入笠山

入笠山へスノーシューへ!

* * *

昨年10月のHiker's Partyで知り合った友達たちと一緒に入笠山にスノーシューに行ってきた。
入笠山を訪れるのは2年ぶり。前回もスノーシューだった…というか冬しか来たことがない。

入笠山はスノーシューデビューの定番として知られているが、個人的にも同意できる。
スノーシューのレンタルが出来るところは他にもたくさんあるが、天候の安定度がピカイチだからだ。
それは眺望的な側面ももちろんだが、極端に寒い思いをしなくて済むというのが大きい。
やっぱり冬山寒いから嫌だ…では台無しだもんね。

今回は総勢5名だったので、レンタカーで移動することにした。
事前にGoogle Mapで調べたところ、立川から約2時間で富士見パノラマスキー場に着くとの予想。

道中はノーマルタイヤで問題ないとの情報もあったが、念のためスタッドレス付きで車を予約した。
結果的にノーマルでも問題無いようには見えたが、こればかりは状況次第なのでなんとも言えない。

7時に立川を出発して、現地に着いたのは9時。Google Mapすげー。
スノーシューはボードのレンタルなどと同じ場所で借りることが出来る。

ゲレンデを横切ってゴンドラ乗り場へ向かう。このゲレンデは晴天率が高いゆえ人口雪とのこと。

ゴンドラの料金は往復で\1,650で乗車時間は約10分。
スノーシューのレンタルは\2,500と聞いた。


ゴンドラの上からは、ゲレンデとは別方向に向かい、すぐに森のなかへ。
入山者の多い入笠山は終始ルートが明瞭なので、積極的にトレースを外れて歩く。
よっぽどのことが無い限り、まず道に迷うことは無いだろう。

しばらく行くと、すずらんで有名な入笠湿原へ。
湿原なので一気に視界が開けてテンションが上がる。

案内によると、ここ入笠山は花の百名山に選出されているようだ。
積雪のある時期にしか来たことが無いのであまりイメージが湧かない。
なお、無雪期は日本最大級のMTBフィールドでもあるとのこと。


湿原を抜けた辺りからは、少しづつ登りになってくる。
ここぞとばかりに、レンタルスノーシューには付いていないヒールリフターを自慢する(自分はMSR)。

改めて比べてみると、斜面の登降の性能には明らかな差があるように見える。
足を置いた時に滑る量が全然違う。横滑り防止の爪も無い。

ただし値段の差は約\20,000。これをどう捉えるか…。
高低差の無い雪原を歩くだけであれば、廉価なものでも問題ないだろう(耐久性は不明)。


それにしても気温が高い。みんな上着を脱いでベースレイヤーだけになる。
なんともミスマッチな風景だけど、当の本人たちは暑くてしょうがないのだ。
防寒バッチリで来たことを少し後悔。

ここはゴンドラに犬を連れて乗ることが出来るので、いつ来ても犬を見かける。
犬連れ登山は憧れるが、実家で買っているゴールデンを連れていくのは骨が折れそうだ…。


頂上に近づくに連れ、勾配が急になっていく。
積雪量も多くなり、樹木の枝が顔の高さになって行く手を阻む。

とはいえ、夏道であれば30分ほどの登り。
あっという間に頂上へ。

頂上に着いたころには、薄い雲が広がっていた。
それでも正面には八ヶ岳。南に甲斐駒・仙丈。そして富士山に中央アルプスに北アルプス。
相変わらず360度の展望で、人気があるのも頷ける。頂上は凄い数の人だった。


頂上からの展望を動画で撮影してみた。
あちこちから「あの山はアレだ、この山はコレだ。」という声が聞こえて来る。かくいう自分も仲間に力説。
なんか自分の将来像が見えてきたような…見知らぬ若い登山者に急に説明し始めそう…。

まぁそれもこれも素晴らしい景色のおかげ。
この記事を書くために色々調べていたら、どうやら深田百名山のうち22座を見ることが出来るらしい。

暖かかったので頂上で軽めの昼食をとり、下山開始。まだまだ続々と登ってくる。
「冬なのにこんなに人が多いとは思わなかった。」とは仲間の弁。

スノーシューは下りの方がよりふかふか感を楽しめる。
下山途中からはヒップソリを使ったシリセードを織り交ぜる。
 ※カメラごと雪に突っ込んでしまったため写真が撮れず。

入笠山はソリに適したポイントが多いわけでは無かったけど、童心に帰って楽しむ。

ヒップソリは500円くらいから売っているので、ぜひ買っていこう。ちょっと邪魔なのは否めないが。
※周囲への配慮はお忘れなく!

途中、マナスル山荘に寄り、名物のきな粉餅(1個め\400、2個め~\300)を堪能する。
野沢菜と温かいお茶がサービス。いつ行ってもほっこりと暖かいおもてなし。
ついつい長居してまったりとしてしまった。

もう一度湿原を突っ切ってゴンドラへと向かう。

楽しかったハイクもそろそれ終わり。
スノーシューは楽しいけど疲れるから、皆の足取りは少し重い。

下りのゴンドラでは嬉しいおしぼりのサービス。
これには皆スタンディングオベーション(してないけど)。よくわかってらっしゃる。

下山後は目と鼻の先にある「ゆ~とろん水神の湯(\800)」へ。冬のハイク+温泉はやはり最高。
毎度、積雪期の山では帰りの温泉で日焼けを実感する。

日曜だったので帰りの渋滞を懸念したが、結局渋滞は発生せず、行きよりも早い時間で帰ることが出来た。

今シーズンはあと何回雪山に行けるだろうか。
やっぱりスノーシューは楽しい!!

2 件のコメント:

  1. はじめまして(^^
    いつも楽しく読ませていただいております。

    立川に反応しちゃいました。隣の昭島に住んでるもので^^;;

    雪山もシューも最高ですね!
    しばらく行けてないので、うずうすしちゃいました〜

    また遊びにきます(^^

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    1. u10さん、はじめまして!山の行き帰りでよく立川利用しますよ笑
      ブログ拝見しましたが、MYOGタープ素敵ですね~!後でじっくり見させてもらいます!
      また遊びに来てください~

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