違う色の生地のストックもあるのだがまた赤で作ってしまった。
赤いバックパックというのは目をひくようで、山で声をかけられることもあるし覚えて貰いやすい。
なので密かにトレードマーク的なものにしようと目論んでいる。
ちなみに写真右が今回作りなおしたものだ。
本体は (W)240×(H)500×(D)150で18L。カラーとフロント・サイドポケットを含めておおよそ30L。
山と道Miniとほぼ同容量で、自分にとって日帰り~2泊くらいまでで最も使用頻度の高いサイズ。
サイズも含めて見た目は前作とほとんど変わっていない。
- ショルダーハーネスと背面
(左)前作 (右)今作
ショルダーハーネスのパッドは前作は5mm厚、今回は10mmを使用した。
厚さは5mmでも問題ないが、素材が柔らかすぎるのと裁断のスキル不足でヨレヨレなのが不満だった。
また、ショルダーの取り付け角度も微調整した。
背面は前作で3Dmeshのみだったのを本体生地のX-PACの上に3Dmeshを縫いつけて2重にした。
これは特に理由はなく、既成品がそのように作られていたので実験としてそういう仕様にしたものだ。
少し重量が増え、汗抜けも悪くなる気がするが、防水性は上がっているはず。
せっかく2重にしたので、持ち手とトップのテープもそこに縫い込む形に変更した。
- フロントポケット
(上)前作 (下)今作
フロントポケット口は織ゴムを入れてサイドに縫いこんでいたのを、ハトメを打ってショックコードで絞れる形にした。
ゴムの交換が出来ること、また荷物が少ない状態でも見た目が綺麗になることが利点だ。
- サイドポケット
5cmでは日帰りの荷物ならともかく、容量いっぱいまで詰めた時に出し入れに不自由だった。
見た目は5cmの方がすっきりしていいんだけどね。
こちらも織ゴムからハトメ+ショックコードに変更した。
サイドポケットは絞り具合を調整するシーンがあるので、明らかにこちらの方が便利。
ポケット全体を伸縮性のある素材で作ってあれば話は別だけど。
miniに倣ってライクラポケットもチャレンジしてみようかな。
- その他
特に仕様を変えた部分ではないが、サイドのコードを気分でリフレクティブコードにしてみた。
Visvimが以前出していたパーツまで全て赤いバックパックみたいにすることも考えたが、
部材の調達が面倒なことが明白だったので(というか無理かも)あっさり却下した。
やはり一定期間使ってみると不満な点やもっとこうしたいという点が具体的に出てくるので、
どこを修正すれば自分にとって使いやすいバックパックになるかが分かってくる。
自分で修正して作り直せる分、既成品を使っている時より明快な答えが出てくる。
各ガレージメーカーの製品もこういった積み重ねで完成度を高めていったのだろう。
またしばらく使ってみて1.2,1.3もしくは2.0を完成させていきたい。
こんばんわ、先日のHiker'sPartyでお声掛けいただいた、まさです。
返信削除MYOGのバックパック、なるほど、こうやって進化していくんですね・・。既製品であっても確かに使えば使うほどああしたい、こうだったら・・と思う事がありますが、それを自力でカタチに出来る、というのは本当すごいと思います。自分も今友人にカスタムオーダーですがバックパックを作ってもらっているのですが、そのブランドもそうやって作り上げられるものなんでしょうね。
このバックパックでの山行、楽しみにしてます!
まささん、こんにちは!
削除MYOGだと土台がシンプルなので自分に必要なもの、無くてもなんとかなるものがクリアになる気がします。
何でもかんでも足していくと既製品と変わらなくなってしまうので、シンプルだけど(自分にとって)必要十分を目指しています。
ご友人のブランドのバックパックもシンプルな土台にご友人独自の哲学が乗って作りあげられたものだろうなと思います。
完成が待ち遠しいですね!
こんにちは。
返信削除ちゅーたと申します(ちゅーたですが女子です。笑)
写真がとても綺麗でおしゃれだなぁと最近ちょくちょくブログに遊びにきていました。
バックパック手作りなんですね〜!本当に素敵です!
既製品のバックパックでさえ愛着がわくのに、改良を重ねた手作りだなんてより愛おしくなっちゃいますね!
真っ赤なバックパックでの山行たのしみにしています!
ちゅーたさん、はじめまして!
削除手作りバックパック、溺愛しすぎて親バカになってます。
ちゅーたさんのブログも拝見しました。ちょくちょく遊びに伺いますね。
同じようなエリアを歩いていますので(関東の人はだいたいそうですが…)
どこかで真っ赤なバックパックを見かけるかもしれません(笑
これからもぜひ遊びに来てください~。