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セットしたアラームは4:00に鳴ったものの、3度寝で起床は4:40。
朝食は歩き始めてから、と思っていたが寒いのでコーヒーを淹れるため湯を沸かした。
少し頭痛があったが、薬師沢までは下るだけなので行けるだろうと思い撤収準備。
出発は6:20。この山旅は4泊で起床時間・出発時間ともすべてこの時間だった。
薬師沢までは緩く下っていく(写真は振り返って撮影)。
急登と噂される雲ノ平までの登りを想像すると、ゆる下りの喜びもかき消される。
しかも頭痛がひどくなってきた…。
途中、河童が住むというカベッケ原で昼寝(朝寝?)。
この昼寝は効果覿面で、頭痛が収まった。登りを前に体調が整って安心だ。
昼寝ついでに、頭痛で後回しにしていた朝食をほおばる。
今回朝食はすべて無印のバウムにした。
チョコバナナ、スウィートポテト、カフェオレ、かぼちゃ味を持参したが、
個人的にはカフェオレが一番だった。
薬師沢小屋前の橋を渡ると雲ノ平への登りが始まる。
案内板には「急坂、ガンバレ!」の文字。
旧坂というか、階段でいう踊り場がない延々続く登り、という印象だった。
だいたい1時間半くらい登ると、木道が現れる。
木道に出ると雲ノ平の端に出る、という記述をそこかしこで見かけたので
木道に出る=アラスカ庭園に到着という理解をしていたのだが、どうやらそうではないらしい。
アラスカ庭園まではさらに20分程度だ。
そしてようやく開けた。アラスカ庭園。
そこからは雲ノ平を満喫。
ゆるやかな台地を写真を撮りながらゆったりと歩いた。
雲ノ平山荘には、登山者の姿は無かった。
今日の予約は3組だけで、名物の石狩鍋もやらないらしい。
ここで昼食のラーメン(確か\1,000)をとった。
売店で書籍「黒部の山賊」(\1,200)とバッジを買い、テントの受付をして山荘を後にする。
今日の受付番号は3番だった。
端正な水晶岳の姿。
当初はの計画には無かったが、これを見て翌日は水晶・鷲羽を通るルートに変更した。
歩道から少し距離をとり、フラットで岩に囲まれた適地に張ることが出来た。
雲ノ平ではdocomoの電波が入る、と広告が出ていたがテント場では入らなかった。
昼食時に山荘の中でチェックした際も入らなかったが、きっと建物内だからだったのだろう。
この日の雲ノ平は冷え、翌朝は結露が凍結していた。
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